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こまちの郷めぐり
雨に煙る紅葉 ~三途川渓谷~
- カテゴリー:自然
- 都道府県:秋田県
- 投稿日:2008年11月03日 22:03
- 投稿者: 佐々木葉子 さん(秋田県)
11月。時雨の時期。
窓をたたく雨の音が、もう時期やってくる季節を連想させるように、冷たく聞こえます。
やがて白いものが混じってきます。
季節は間違いなく変わろうとしているようです。
東北の紅葉もこの連休が見納めだったのかもしれませんね。
次第に南下して、今頃はどこら辺が見頃なのでしょう?
たまには違う土地の紅葉を見てみたいなぁ…。
さて、紅葉狩りの続きです。
小安峡を後にして、山道に入ってみました。
山道と言ってもきちんと整備された道路で、昨年新たに愛称をつけました。
「湯ったりロード」…だったような…頼りない記憶です。スミマセン^^!)
広葉樹が美しい錦を描く道路を、ゆっくりと車を走らせるのもなかなか癒されるものです。
・・・後続車には迷惑ですね。
結構この道路も知られてきたのか、県外ナンバーの車が後に続きます。
途中にはキャンプ場などもあって、夏はアウトドアレジャーにも格好の場所です。
右、左と「見たい♪」「危ない!」の繰り返しでやっと別ルートからの道路とぶつかります。
左折すると名湯「泥湯温泉」へ、右折すると高松地区を通って国道13号線へと向かいます。
前を行く車も、後続する車も皆左へと曲がるようです。
どうしようかと迷いましたが、雨も降っているし、秋の日暮れは早いので、諦めて家路へと右折しました。
途中、こちらも紅葉の見所「三途川渓谷」を通ります。
車を止めて橋の欄干から身を乗り出すように渓谷を眺める人たちがいました。
記念写真を撮っている方も。
渓谷には「三途川橋」が掛かり、片方には閻魔様が、反対側にはお地蔵様がお座りになっています。
川の名前「三途川」はこの先の泥湯温泉の向こうに硫黄の吹き出る「川原毛地獄」(日本三大霊山の一つです)があるからだそうです。
今は湯沢市の観光名所になっていますが、昔は鉱山として栄えたところだとか。
青森の恐山のような不毛の土地です。
原生林に囲まれたそこだけが、一本の樹木も生えない真っ白い山肌をあらわにしている姿は、なんとなく「地獄」に見えるのですね。
暫く訪れたことがないので、機会を見つけてご紹介したいと思います。
とは言え、もう雪で閉ざされてしまいますから、来春以降ということになりそうです。
渓谷の紅葉を楽しんだら、家路へ…。
途中、またまた道草を。
廃校になった「坊ヶ沢小学校」跡。
校庭の桜が色付いて、今はもう子供達の声が聞こえなくなっても、綺麗な姿でそこに立っていました。
春には一面こぼれるようなピンクの花を見せてくれるのでしょう。
ちょっぴり切ない晩秋の山の小学校の景色。
少子高齢化の波はこんなところから次第に拡大していくのでしょうか。

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