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松崎町で遣唐使船

  • カテゴリー:まち自慢
  • 都道府県:静岡県
  • 投稿日:2010年01月09日 18:10
  • 投稿者: 松本晴雄 さん(静岡県)
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 本年4月24日~11月7日まで、奈良で開催される「平城遷都1300年祭」に展示される「遣唐使船」は、松崎町の岡村造船所で造られ、数分割されて現在、奈良の現地で組み立てられています。全長30メートルの船です。

 これは9月に撮影したものですが、松崎で造られたことは内密ということで伏せていたのですが、本日、伊豆新聞に載りましたので皆様にお知らせします。

 なお、当造船所の来歴には見習うものがある。現社長は2代目で、創業者は父・岡村末次郎氏(1911~1999)である。駿河湾を挟んでの対岸・相良町(現牧の原市)に生まれ、幼少見た「お船祭」お練りの「千石船」に憧れ、14歳で三保造船所入り、仕事らしい仕事をもらえなかったので金指造船所に移る。そして東京月島の勢力造船所へ、そこで技倆と人柄が認められて帆船「義勇和爾丸」に工員として参加、南洋航路を巡る。26歳で日本鋼管造船所に入社、召集されてフィリピンを転戦。終戦となり12月帰国、妻の在所・松崎町に移住される。

 初めは雇われ船大工の形で働き、22年松林の中に岡村造船所を創立、初めは漁船専門だったが、観光船、ボートなどにも手を拡げ、やがて木造カッターなどで海上自衛隊、商船大などから受注して全国的な知名度を持つ。

 そしてNHK大河ドラマの「南蛮船」、神戸ポートピア博に「遣唐使船」などの古代船の復元、伊東の按針祭お練りの「西洋船」、デズニーランドの船なども造られている。今は2人の子息、孫もがその技を継いでいる。

 私には「起業」という最高な見本のような歩みを続けている貴造船所に敬意を表するものである。

 ぜひ開催された折には、松崎町で造られたことを思い出されて見学されて欲しい。そう言えば、軍船「安宅丸」を松崎町宮内で造ったという記録もある。

 画像の青シートは12月、搬送前松崎港波止場に置かれていたものです。



コメント 

2件のコメントがあります  最新3件表示

亀山康江 さん(東京都) 2010年01月09日 20:44
「天平の甍」の遣唐使たちも、こんな船に乗って唐を目指したのでしょうか。こんなに大きい船だったんですねぇ。
奈良の「平城遷都1300年祭」は、県を挙げての かなり大がかりなイベントのようですね。
松本晴雄 さん(静岡県) 2010年01月10日 09:23
亀山さん、ぜひ期待して見てやってください。
全長30メートルある原寸大の船です。

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